道頓堀変電所




(2003年11月撮影)


 なにわ筋と西道頓堀川の交差するところ、大野記念病院の西隣にあった赤煉瓦造りの建物です。
 産経新聞2003年11月7日付け大阪面「大阪になにがある!(4)」によると、この建物は大正2年(1913年)、宇治川電気(関西電力の前身)が建設した「旧・道頓堀変電所」で、2003年3月まで倉庫として利用されていたそうです。
 地元では保存運動が起こったそうですが、結局取り壊され、その跡地には、マンションが建設されました。
 

 「近代大阪の建築」によると、この建物は「大阪電灯会社西道頓堀火力発電所」(年代:明治23年頃(1890)、設計者:ゴッダード)とあり、さらに古かった可能性があります。


    
名称道頓堀変電所
設計者不詳
建築年1913(大正2)年
構造煉瓦造 地上2階
所在地大阪市西区南堀江1丁目26番
備考近代大阪の建築No163


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