大阪市交通局旧本庁舎
大阪市交通局本庁舎は、昭和5(1930)年に大阪市電気局庁舎として建築されました。
外観の意匠は、近世式と呼ばれ、古典・モダニズム・東洋風の図柄が織り込まれています。
耐震性の問題と老朽化から、2000年度末に隣接地に新庁舎建設に着工し、2004年の新庁舎完成に伴い、解体されました。
跡地には、大阪市消防局庁舎が建設されています。
概要
場所:大阪市西区九条南1-11-53
構造:鉄筋コンクリート5階建・地下1階建
竣工:1930(昭和5)年

建物の外観です。

このあたりが古典風で、

このあたりが東洋風ですね。

建物の玄関です。

1階ホールの正面です。床は大理石貼りでした。
奥には地下鉄車両の模型が並べられていました。

長堀鶴見緑地線の70系車両の模型には、ローレル賞の楯も一緒に並べてありました。

1階ホールから見上げた吹き抜けです。5階までの吹き抜けが豪華ですね。

エレベーターホールです。昔の百貨店のようなレトロな雰囲気がいいですね。
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