試験運行する地域は、
・小型バスとすることによって通行できるようになり、利便性が向上する地域
・バス停留所から一定の距離が離れている地域
・区役所、病院、買い物施設などと住宅地を結ぶ系統が設定できる地域
・新たな需要が喚起できることとなるような地域
などの要素や、地域バランスなどを総合的に判断して決定された。
その概要は次のとおり。
浪速区 | 淀川区 | 城東区 | 平野区 | 西成区 | ||
なんば 〜区内循環〜 なんば | 十三 〜区北部地域〜 十三 | 地下鉄蒲生四丁目 〜区南部地域〜 地下鉄蒲生四丁目 | 地下鉄平野 〜区北部地域〜 地下鉄南巽 | 地下鉄岸里 〜区内循環〜 地下鉄岸里 |
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及び 所要時間 | 1周:11.6km 61分 | 1周:7.1km 37分 | 1周:8.1km 42分 | 1往復:9.3km 45分 | 1周:8.5km 42分 |
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ー ビ ス 内 容 |
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(土曜・日曜も同じダイヤ) |
運賃は、大人・小児とも100円とすることで運輸省と協議中。
なお、現金以外ではレインボーカードや敬老優待乗車証、無料乗車証は利用可能となるが、現行の回数券、定期券、共通一日乗車券など既に割引となっている乗車券は利用できない。
また、地下鉄乗継割引制度、ゾーンバス乗継制度は適用されない。
今回導入される小型ノンステップバスの車体は、車両全長が6.22m(通常の路線バスより約4m短い)、全幅が2.13mで、乗車定員約30名。乗降はともに前扉で行われ、乗降口の高さは地上から32cmと通常の路線バス(前扉部分84cm)の3分の1程度となっている。
車体はスウェーデンのオムニノーバ社製である。