北港テクノポート線、2000年着工へ(毎日新聞98.5.12より)
毎日新聞の報道によると、2008年の招致をめざしている大阪オリンピックや選手村へのアクセス路線となる「北港テクノポート線」は、2000年に着工し、事業主体は「OTSテクノポート線(大阪港−コスモスクエア)」・「OTSニュートラムテクノポート線(コスモスクエア−中ふ頭)」を運行している「(株)大阪港トランスポートシステム(OTS)」(大阪市の第三セクター)となることが5月11日明らかになった。
この路線は、OTSのコスモスクエア駅から、夢洲、舞洲をとおって、JR桜島駅へ至る全長約10キロの路線で、途中は3ヶ所の海底トンネルで結ばれるという。
工期が8〜9年見込まれていることから、2000年に着工し、2008年までに間に合わせたいとしている。大阪市は今年度中に運輸省へ免許取得を申請するという。
【コメント】
この報道は、在阪他紙ではされていませんでしたので、おそらく毎日新聞の独自の取材による記事と思われます。
2008年オリンピックの開催都市決定は2001年ですので、もし万が一大阪市が開催都市になれなかった場合はどうなるか、と気になるところですが、近年漸減気味の人口の増加をめざしている大阪市は、もともと夢洲を集合住宅地区として整備するというまちづくり構想をもっているようですので、建設はすすめていくものと思われます。
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