初の外部監査結果を発表
(2000.4.1朝日・毎日・読売・産経)
大阪市は、3月31日、交通事業などについて外部監査の結果を発表した。
この監査は、公認会計士が市包括外部監査人として初めて実施された。
交通事業では、営業路線1キロあたりの職員数が全国9都市の公営地下鉄の平均値32.81人に対して、大阪市営地下鉄が58.91人と「職員数の多さが運営コストの高い原因」と指摘し、経営の合理化に向けて、中長期にわたる経営計画をつくる必要があるとした。
地下鉄新線の計画については、「御堂筋線の収益と将来の安易な運賃値上げに依存しており、公営企業に求められる公共の福祉の増進に反する」として、全路線の平均収益ではなく、路線ごとの採算性を重視するように求めた。
また、千日前線、長堀鶴見緑地線の赤字では、乗客数の少ないことを取り上げた。
大阪市交通局わーるどにもどる