大阪市交通局本庁舎

 大阪市交通局本庁舎は、昭和5(1930)年に大阪市電気局庁舎として建築されました。
 外観の意匠は、近世式と呼ばれ、古典・モダニズム・東洋風の図柄が織り込まれています。
 最近の報道(読売新聞1999.3.3)では、耐震性の問題と老朽化から、2000年度末に新庁舎建設に着工し、2002年度の完成を目指しているとのことですので、見学はお早めに。
 (2004年の新庁舎完成により、解体されました。)

概要
場所:大阪市西区九条南1-11-53
構造:鉄筋コンクリート5階建・地下1階建
竣工:1930(昭和5)年


建物の外観です。


このあたりが古典風で、


このあたりが東洋風ですね。



建物の玄関です。


1階ホールの正面です。床は大理石貼りです。
奥には地下鉄車両の模型が並べられています。


長堀鶴見緑地線の70系車両の模型には、ローレル賞の楯も一緒に並べてあります。


1階ホールから見上げた吹き抜けです。5階までの吹き抜けが豪華ですね。


エレベーターホールです。昔の百貨店のようなレトロな雰囲気がいいですね。


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