旧大阪控訴院


(1966年秋頃撮影、寄贈)


 この建物は、1916(大正5)年5月に第3代の「大阪控訴院」として、1909(明治42)年7月の大火で焼失した第2代庁舎跡に、れんが造り銅板葺きで建設されたもので、「赤れんが」の愛称で親しまれていました。
 写真のとおり、中央には、高さ36メートル高さの青銅ドームがそびえていました。
 戦後、大阪高等裁判所・地方裁判所として使用されてきましたが、1974(昭和49)年1月に新しい裁判所合同庁舎の完成により、その役目を終えました。

 なお、この貴重なカラー写真は、当時の古い写真をお持ちの方から頂いたものです。


    
名称大阪控訴院
設計司法省(山下啓次郎)
建築年1916(大正5)年
構造煉瓦造3階
所在地大阪市北区若松町8
(現:大阪市北区西天満2-1-10)


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