金商又一ビル


(1980年頃）
この建物を設計したウィリアム・メレル・ヴォーリズ(1880-1964)は、アメリカ出身のキリスト教伝道師で、全国に多くの名建築を残しています。
大阪市内では、大丸心斎橋店（1922年）、大同生命ビル（1925年）、聖バルナバ病院（1928年）、 日本基督教団大阪教会（1922年）、日本基督教団大阪福島教会（1926年）、日本基督教団浪花教会（1930年）、博愛社礼拝堂（1935年）などを設計しています。
建替後のビル（山口興産堺筋ビル）は、この建物のモチーフを継承するとともに、部材の一部（玄関回りの照明、外壁の装飾）を使用しています。
　　 　
名称金商又一ビル
設計者ヴォーリズ建築事務所
建築年1936(昭和11)年
構造鉄骨鉄筋コンクリート造4階建、地下1階
所在地大阪市東区南久太郎町2丁目12
（現：大阪市中央区久太郎町2丁目2-7）
備考日本近代建築総覧No.33282

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